管理者のつぶやき、メモ

プロフィール

2017年3月19日

 

はじめまして。りゅうと申します。

サイトの訪問ありがとうございます。

 

2015年に無料ブログをはじめて、現在はWordPressで運営してます。

時々…いや結構放置しながらも、マイペースにサイトを育ててきました。

 

ここでは私のことを紹介します。

 

プロフィール

福岡在住の32歳(1987年11月生まれ)の男です。一軒家を建てて、妻と娘と暮らしています。

 

【資格】

  • 作業療法士(平成22年4月資格取得)
  • 福祉住環境コーディネーター2級

主な資格は上記の通りで11年くらい作業療法士(リハビリの仕事の一種)をしています。住環境コーディネーターは一応持ってはいますが、1週間ぐらい勉強して形だけ取った資格なので、、、

 

【生活歴】

母の里帰り出産で鹿児島県薩摩川内市で出生 ⇒ 父の転勤の影響で、福岡市中央区→福岡県春日市→宮崎県高鍋町→宮崎県宮崎市→長崎県長崎市と九州内を転校 ⇒ 福岡県のリハビリの大学に進学

九州内を転々としています。色々住んでみて、やっぱり福岡がいいと思い、福岡に住んでいます。

 

作業療法士としての経歴

  • 熊本の病院で3年間勤務(亜急性期病棟、一般病棟、回復期リハ病棟、療養病棟)
  • 福岡の病院で3年間勤務(回復期リハ病棟)
  • 株式会社の訪問看護ステーションに在籍中

これまで2つの病院、1つの株式会社で働いています。熊本の病院から福岡の病院に転身した理由は結婚で、病院から株式会社の訪問看護ステーションに転身したときは「営業を勉強したい」「退院後報告書を作りたい」という理由です。ネガティブな理由でやめたわけではありません。

学会発表の経験は3つくらいです。バリバリやっているところからしたら少ないと思います。

給料的には病院はそんなに変わらず(おそらく年収340万円くらいだったかと)、株式会社の訪問看護ステーションでは年収が100万円くらいアップしました(440万円くらい)。

 

ADLチェックリスト

福岡の病院に努めていた頃、作業療法士のADL評価のレベルに療法士それぞれでかなり差があると感じることがありました。

 

作業療法士は良くも悪くも幅広い知識が必要です。

 

コンタクトレンズをつけたことがない人がその動作についてわからないように

 

生理用品を扱ったことがない男性がその動作についてわからないように

 

ADLというのはとにかく幅が広く網羅するのは大変です。

 

ADLの評価ツールにはBarthel IndexやFIMなどがありますが、それらはADLを網羅するためのツールではなく、スタッフ間で統一見解を持つための言語統一の意味合いが強いものです。

 

そこで新人もベテランも変わらない幅広いADL評価ができるためのADLチェックリストを作成することにしました。

 

100人近くいた病院の療法士に「ADL評価でどんなところに気をつけているか」などのアンケートを取り完成し、運用しました。

 

一応学会発表もしました。

 

新人教育でも使えるツールとなり、私の中で成功体験として積み重なりました。

 

 

訪問の分野に転身するきっかけ

研究や臨床好きの私は定年まで病院で勤務するのだろうと思っていました。しかし、病院勤務時代に出会ったある患者さんをきっかけに考えが180度変わったのです。

 

その患者さんは、脳出血右麻痺でしたが、本当に一生懸命リハビリを頑張られて、一人で歩けるようになりました。右手の麻痺は重度で、わずかに筋収縮が入る程度でした。

 

退院も間近になり、洗濯物の動作訓練の中で、洗濯機からベランダまでどうやって洗濯物を運ぶかという話になり、 私は、その方の能力と住環境を考慮し、キッチンワゴン(市販)を提案しました。荷物も入るし、歩行器代わりにもなるし、実用的だと思ったのです。キッチンカートを使用する訓練まで実施し、無事自宅退院されました。

 

退院後、しばらくして介入していた訪問リハビリのスタッフから状況を聞き、驚きました。洗濯ものを運ぶのにワゴンは使わず、洗濯物カゴを床に置き、一歩歩いては洗濯物カゴを手で押し、一歩歩いては洗濯物カゴを押すという動作をしていたのです。

 

文章だとちょっと伝わりにくいのですが、イメージ湧きますかね、、、

 

「キッチンワゴンは便利だけれども,いちいちそれを運ばないといけないのが逆に面倒に感じた」とのことでした。
私はこれまでの考え方を全否定されたような衝撃を受けました。

 

この時私はビビッと気づいたんです。

 

  • 自分のリハビリは自分の価値観の押し付けかもしれない
  • 退院後のことを知ることで自分の行ってきたリハビリが本当に生かされているのか答え合わせができる

 

そのことから、病院勤務の経験だけでは本当に意味のあるリハビリはできないのではないかと考えるようになり、実際に患者さんの自宅に行ってリハビリができる訪問看護ステーションに転身することとなったのです。

 

退院後報告書の作成

 

上記の患者さんの場合はたまたま法人内の訪問リハビリが介入していたので退院後の情報を得ることができましたが、基本的に病院で働く療法士は患者さんの退院後のことを知らないことが多いです。

 

そのため、自分が提供したリハビリテーションに意味があったのかどうか、提案した福祉用具は適切に使えているのか、転倒なく安全に過ごせているのか、そもそも生きているのか亡くなっているのかもわからないのです。

 

そこで「在宅での状況を病院所属の療法士に伝達するツールを作成したい」と考え作成したのが退院後報告書です。

 

作成にあたってはいろいろな分野で働く療法士にアンケートをとりました。退院後の患者さんの動向を知っている人はほとんどいませんでした。具体的に退院後の何を知りたいかというアンケートでは

  • 退院後のリハビリの評価などの専門的な状況
  • 病院で提示した自主訓練の実施状況
  • 住宅改修で取り付けた手すりの使用状況

などやはり自身の提供したリハビリの答え合わせのような内容が上がりました。

 

そして退院後報告書は完成し、退院後にウチに指示書を出していただいた病院に送付し始めました。もちろん、患者さんや病院側にも同意していただいての話です。

 

病院の療法士からはもちろんソーシャルワーカーの方からも「退院後の情報がわかって助かる」「勉強になった」とご好評いただいてます。

 

また私の成功体験として積み重なりました。

 

このサイト設立の経緯

 

私は2015年の12月に無料のFCブログでブログ投稿をはじめました。

 

無料ブログではデータが消えるなどのリスクもあったため、サーバーをレンタルし、ドメインを取得し、WordPressに引っ越しました。

 

「リハポケ」というサイト名は、「リハビリテーション ポケット」の略です。リハビリテーションにまつわる内容を詰め込んでいくポケットという意味合いを込めています。

 

当初このサイトは、私が学んだことを忘れないようにするための備忘録のような存在で、ほぼ自分の為だけのサイトでした。

 

かなりマイペースに記事を上げており、間が大きく空いた時期もありましたが、それでもこのサイトに辿り着き、記事を読んでくれる人がいます。

 

もっと良質な記事を上げ、読者の悩みを解決できるようになれば、社会貢献になるし、自分のやりがいにも繋がります。

 

「サイト運営」「ブログの投稿」おすすめですよ!

 

 

今後のビジョン

 

コロナウイルスの影響で世界が大きく変化しています。働き方にも大きな影響が出ました。施設は閉鎖され、本当はリハビリが必要でも実施できない状況が続きました。

 

“その場に行かなければリハビリができない”という作業療法士の仕事に限界を感じたのです。

 

それだけでなく、AIなどが発達してきている今、我々療法士の仕事はほとんど滅ぼされると考えています。

 

「人と直接関わる療法士がなくなるわけ無いじゃん」

 

という声が聞こえてきそうですが、私も仕事の内容すべてがなくなるとは思っていません。

 

しかし市場価値は下がりそうです。そのへんの詳しい内容については他の記事に書いているので、ぜひ読んでください。

 

そこで今後のビジョンとして考えているのが

 

プログラミングと心理学を学ぶ

 

ことです。今後自身の市場価値を高めなければ間違いなく淘汰されます。療法士の資格だけでは絶対にダメです。療法士に関する勉強だけでも駄目です。

 

AIがあらゆる医療的な文献を学習したら、「統合と解釈」の分野ではまず勝てません。評価を実施しそれをパソコンに入力し、AIが考察したリハビリ計画を実施するだけの人になります。自分で考えることはせず、流れ作業のように評価と治療を繰り返すだけです。まさに機械に使われている状態です。考えるだけで恐ろしいと思いませんか?

 

そこでプログラミングです。プログラミングは簡単に言えば、「機械に指示を出す」役割です。機会に指示を出すことでリハビリの生産性を上げられるなら、めちゃめちゃ社会貢献になると思います。

 

また、AIの特徴として「人の気持ちを汲み取ることが苦手」というものがあります。苦手な分野を強みにしておくことは自身の市場価値向上につながると考えているため、心理学の学習に比重をかけます。とはいえ心理学も学問ですから、膨大な人間の表情のデータや仕草などを学習させれば、ある程度は間違っていない答えをAIが出せるようになるのではないかと考えていますが、、、

 

さいごに

私の記事を読んで共感していただいた方、療法士の未来に不安を抱えている方、プログラミングと心理学を学ぼうと考えた方、ぜひご連絡ください。

 

ごく少数ですが、一緒に切磋琢磨できる仲間を募集中です。仲間募集の内容はここにしかかいておらず、紹介文の最後に書いているので、ここまで読んでいただいている時点で私に興味を持ってくれているものと思います。ぜひ一緒に療法士としての、そして自分自身の市場価値を高めるために切磋琢磨しませんか?

 

問い合わせお待ちしています。

 

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