2017年3月20日(月)
こんにちは。Ryuです。
私が病院から訪問看護ステーションに転身することになったのは、退院後の患者さんの様子を聞いたことがきっかけでした。
入院中に想定していた生活スタイルは自宅でその通りに実施されることはまずありません。
そもそも入院中にそこまで想定することは難しいと思うのです。
在宅に帰った患者さんの動向を把握している療法士も少ないのではないかと思います。
なぜなら在宅の生活を把握するための情報提供書などはないからです。
本当に熱心な療法士はケアマネを通して現状を把握したりしているのかもしれませんが…
ですが、現状は
①自分の実施していたリハビリが在宅生活に生かされているのか知らない
②住宅改修で手すりを設置したが本当に使えているのか知らない
③退院後の生活を想定してと先輩から言われるが、想像すらできない
という方が多いのではないでしょうか?
だから、訪問看護ステーション側が情報を病院側に提供する必要があると思うのです。
そこで今回
「リハビリテーション退院後報告書」
と題し、入院していた時の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の先生方に、情報提供所を作成することになりました。
在宅の分野に転身して、一番やりたかったことです。
まずは、病院所属の療法士が在宅側にどのような情報を求めているかを調査していく必要があります。
調査用紙を作成しましたので、福岡県を中心に全国の病院所属の療法士の先生方を対象に調査をしていこうと思います。
よろしくお願いいたします。