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療法士のエンジニア転職への道

こんにちは.Ryuです.

前回の記事【悲報】療法士はAIにほぼ滅ぼされますでも述べた通り,私は,療法士もプログラミングを学ぶ必要があると考えます.

プログラミングを学んだ先には大きくエンジニアとデザイナーの2種に分かれます.最近では役割は多様化しているため,明確に分類されていない場合も負いようですが,簡単に言うとエンジニアは「機能の実現(目に見えない部分)」を作っていく人,デザイナーは「使いやすさ・見やすさ(目に見える部分)」を作っていく人です

エンジニアは「論理的思考ができる人」「物事を追求することができる人」が向いており,デザイナーは「細かい部分にこだわることができる人」「探求心がある人」「コミュニケーション能力が高い人」が向いているようです.

なかにはエンジニアスキルとデザイナースキルを併せ持つ人もいるようです.

なんとなく理学療法士と作業療法士の違いに似ているような…

 

で.私はエンジニアを目指しています.

最初に言っておきます.

かなりの覚悟が必要です.

30代からのエンジニア転職はかなり厳しいです.多くの企業がある中で,未経験を採用してくれる枠はおおよそ3%とのことです.100社ほど申し込み1社内定がとれるかという世界です.

おそらく療法士はほとんど経験したことのないことです.1つの病院を受け,1回で合格する人も多くいます.療法士の世界で100社受けたことがある人なんてまずいません.それだけでもかなりビビッてしまう要素ですが,私は「上等じゃねーかよ」と思うわけです.

さらに見事エンジニア転職に成功しても,初年度の年収は300~350万円ほどです.おそらく今よりも下がると思ったほうがいいでしょう.

療法士の世界でもそうですが,1年目はかなり苦労するでしょう.全く違う世界に飛び込んでいくわけですから.年下の上司も圧倒的に多くいるでしょう.プライドを捨て,エンジニアの世界に飛び込むのです.

 

「大学に高い学費を払ったのにもったいない」「これまでの経験をどぶに捨てるなんてもったいない」と思う人もいるでしょう.作業療法士として歩んできた10数年間をどぶに捨てるわけではありません.生かせるところは生かすのです.

 

ですが,過去は過去です.アルフレッド・アドラーの「嫌われる勇気」でも述べられていますが,承認欲求を捨てるのです.原因論ではなく,目的論で生きるのです.課題の分離をするのです.

誰かに認められたいからとか,過去がこうだからとか,他人にどう思われるとか,世間体とかはもうどうでもいいんです.

自分がやりたいことをやるんです.ただまっすぐに夢に突き進む.それだけです.

もちろん他人の話を全て聞かないというわけではありません.自分に必要だと思ったら,その人が嫌がってでも納得するまで聞きます.言い方は悪いですが,自分の夢のために使えるものはすべて使います.

療法士と一緒で,エンジニアの世界も日々進歩しているので,一生勉強でしょう.ですが,成長市場です.療法士がいる成熟市場とは違います.一人の患者さんをそれぞれの病院が奪い合う,会社が奪い合うような環境に成長の未来はありません.

今後IT系はもっとも成長する市場です.ITと医療がかかわる分野も今後大きく成長していくでしょう.成長の波に乗れるかどうかは,自分の選択で決まります.

あなたはどうしますか?

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